子供たちの小麦・小麦粉コーナー

高校生等の活動報告

 平成19年度・第45回:高校生による食生活改善研究活動「I & You食生活」報告
−包丁の先から健康と食の文化をうみ育てよう−

 この催しは、(社)栄養改善普及会が主催し、文部科学省・農林水産省・全国家庭科教育協会の後援により行われます。この事業(研究課題数:小麦粉等7つ、1研究課題1校)の実施方法は全国高等学校へ参加を呼びかけ、生徒たちが自ら研究課題を選び、かつ研究テーマを決め、各都道府県の教育委員会からの推薦を頂き、最終的に全国で1研究課題1校の研究推進校を決定し、この学校の生徒たちが、研究活動を行い、最後に東京で生徒たちから研究成果を発表していただくものです

本年の「小麦粉」についての研究活動は
滋賀県立彦根西高等学校で、同校は主題として

小麦粉から見たニッポン今昔

〜小麦粉料理のルーツを探る〜 としています。

主題設定の理由は
 私たちの高校がある彦根市は、琵琶湖東岸の井伊家で栄えた城下町にあり、女子教育の中枢として創立され、今年で121年の伝統があり、現在普通科3クラス、家庭科学科2クラスからなる女生徒の多い学校です。
 彦根市は3B(バルブ・仏壇・ブラジャー)製造の他、商業や観光都市としての華やかさもありますが、近隣は農村地域で、野菜や米などの栽培も盛んです。また、琵琶湖が近く、子あゆのあめ炊きやフナ寿司などの湖魚の特産物も有名です。
 生徒は町の中心部の他、電車で近隣地域から通学する人も半数以上いるので、昼食は家からお弁当を持参したり、校内でパンを購入したり、お菓子や飲み物だけで済ましている人など様々です。
  そこで私たちは高校生の食生活の実態を調べ、今回の課題である「小麦粉」に焦点を置いて、食生活の改善につながるような活動をしようと考えました。小麦粉は昔から、うどんやそうめん・ういろう・てんぷら・おふなど日本の伝統食の中にとけ込んで、なじみのある食材です。今でも、パンやケーキ・パスタ・餃子などの日常の食生活では、あって当たり前の存在です。地域の特産物を生かした小麦粉の利用方法や、小麦粉の加工食品の製造工程、伝統的な小麦粉の料理などにも目を向け、主食や副食、料理の脇役、お菓子など用途は多岐にわたり、和・洋・中とどんな料理のジャンルにも利用できる「小麦粉」をかぎとして、食生活の見直しをすることにより、健康で生き生きとした生活を目指したいと思っています。また、この活動を世代を超えた人たちや地域の人たちへと普及できるように、次のような研究実施計画を立て実施していこうと考えました。と言っています。


○実施計画

(1)実態調査
 1) 食生活に関するアンケート調査
 2) 小麦粉に関するアンケート調査
 3) 小麦粉に関する市場調査
 4) 地域の高齢者の小麦粉に関する聞き取り調査
(2)研究活動
 1) 実態調査の分析
 2) 小麦粉の歴史・種類・栄養・加工食品・料理などについての学習
 3) 伝統食品や加工食品の製造過程の見学
 4) 小麦粉を使った料理の研究
   ・地域の食材との組み合わせ
   ・日常食としての小麦粉の利用について
   ・小麦粉を使った伝統食の調理
(3)普及活動
 1)文化祭での研究の紹介や食生活改善のアピール活動
 2)高齢者交流会での小麦粉料理の試食

 3)保育園での小麦粉料理の試食
 4)地域の文化祭での研究の紹介
 5)レシピの製作
(4)まとめ
  反省と課題   

○主な活動参加者
  活動推進者:2年生家庭科学科           5名
  活動協力者:2年生家庭科学科食物コース   35名
          :3年生家庭科学化食物コース   36名

  活動協力者:1.2.3年生家庭科学科      214名


*今までに、掲載したものは「メニューリスト」の「バックナンバー」の項目に入っていますので、ご覧ください。