子供たちの小麦・小麦粉コーナー

みんなの小麦粉研究室

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小麦粉の不思議Q&A C

三大穀物の中で栄養豊富な小麦。今回は人間にとって、大切な栄養について考えてみよう。
 
     


ー小麦粉の栄養成分にはどんなものがあって、その働きは?
小麦粉は、主成分である炭水化物やたんぱく質のほか、少量だが脂質や各種ビタミン、ミネラルなどいろいろな種類の栄養成分を含んでいる。なかでも多いのが炭水化物(65〜75%)だ。体温を保ったり、運動をする際のエネルギー源になる。スタミナを持続させる必要があるマラソン大会の前夜には、パスタなど「穀物をお食べる」パーティーを開くことがある。
 


ー小麦粉のたんぱく質の役割と上手な取り方は?
 小麦粉には、人間の血や筋肉をつくるたんぱく質が6〜14%含まれえいる。
 たんぱく質はいくつものアミノ酸によってつくられ、そのうちリジン、ロイシンなどの9種類は、体内で合成できないので必須アミノ酸と呼ばれている。小麦粉食品にはリジンが不足しているので肉類や卵、乳製品といっしょに食べることで、お互いの不足部分を補いバランスよく栄養をとることができる。


ー小麦粉食品は、栄養面のほかにどんな役目があるの?
 小麦粉からつくられるパンや麺は主食として、野菜とか肉とか他の食物と食べることが多いよね。このように小麦粉食品は、良質のたんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンなどを豊富に含む副食をいっしょに、おいしく口に運ぶ役目もしている。いろんな食材と組み合わせやすい小麦粉食品は、バランスよく栄養を摂る働きをしている。


ー「栄養の宝庫」と言われて注目されている小麦胚芽ってなに?
 小麦粒は、胚乳(約83%)、表皮(約15%)、胚芽(約2%)の3つの部分からできている。
胚芽は、小麦のわずか2%しかないが、体を正常な状態に保つのに必要な「ミネラル」「ビタミン類」、加えてコレステロールの沈着を防ぐ「リノール酸」、必須アミノ酸のリジンやロイシンを多く含んでいる。
こんなにいろんな種類の成分がつまっているので、小麦胚芽を「栄養の宝庫」と言うのだ。


【小麦でんぷんの用途は広い】
 小麦粉からつくる小麦でんぷんは、製品の特性に合わせて利用されている。代表的な用途は、食品ではカマボコなどのねり製品、お菓子、ソーセージなどがある。また繊維工業(のり付け加工など)、製紙工業(感圧紙や蚊取りマット紙)、接着剤(家庭用のりからべニア板まで)など利用されている。


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