子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)

 みなさんのおうちの朝食に、パンは欠かせないでしょう。それにみなさんはハンバーガーやサンドイッチが大好きですね。このおなじみのパンについて、どのぐらい知っていますか?身近すぎて、知らないでいることが、意外に多いのではないでしょうか。

 パン食とわたしたち 毎日小学生新聞掲載


 パンの歴史は古く、エジプト人が「神の贈り物」として作ったのは、約6000年も前です。初めは、小麦を石ですりつぶし水でこねただけの平焼きパンでしたが、その後、イースト菌を使うようになり、ふっくらと焼きあげたパンを食べるようになりました。
 日本で初めてパンを焼いた人は、江戸時代末期のお代官、江川太郎左衛門でした。
 この日が天保13年(1842年)の4月12日のことでしたので、これを記念して、毎月12日を「パンの日」と定めています。
 パンのすばらしさを、月に一度は思い出しましょう、というわけです。

いろんな食品と相性バッチリ
 空気のありがたさを、わたしたちは忘れがちですが、パンが栄養としてはたす役割の大きさも忘れがちですね。
 パンは「栄養を運ぶ車」として、どこの国の人々からも愛され、大事にされています。
 そう呼ばれるのは、パンがさまざまな食品と相性が良く、いろいろな栄養のあるものを、いっそうおいしく食べさせてくれるからです。
 そのとおり、トーストパンと一緒にいただくサラダやハムのおいしいこと。そして、ハンバーガーやサンドイッチも、その間にはさむ具が、なによりも楽しみですよね。
 健康なからだを保つためには、できるだけ多くの種類の食品を食べるように心がけるとよいといわれます。洋食にも和食にも合うパンは、その役割をみごとにはたしてくれるというわけです。
 といっても、もちろん「車」としての役割だけではありません。
 そのもののおいしさは、いうまでもありませんが、パンそのものの栄養も忘れてはなりません。原料の小麦粉には、でんぷん、たんぱく質などの栄養がたくさん含まれています。
 また、少量ですがB類やEやパントテン酸などのビタミンや、リン、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、ミネラルなど栄養的に大切な成分も含まれています。

 

 このほか、便秘を防いだり、高血圧を予防する食物繊維も含まれています。
 この食物繊維は、小麦の皮の部分も一緒に製粉した全粒粉が、ことに多く含まれており、この全粒粉で作ったホールホイート・ブレッドもあります。

 ところでパンの種類を、どのくらい知っていますか?まず浮かぶのは、食パン、バターロール、クロワッサンなどでしょうか。
 そのほか、山型のイギリスパンや、ドイツパン、フランスパン、ロシアパンなど。含まれているものによって、レーズンブレッド、くるみパンなど。
 また、長い棒のようなバゲット、まん丸な形をしたブールやブルオッシュ。黒パン、ライブレッドなどもあります。
 あんパン、クリームパンなどもありましたね。じつは、これらの菓子パンは日本人が考え出したものなのです。
 あんパンは、明治時代初期に木村安兵衛という人が酒種(日本酒を作る酵母)を使って作ったものでした。
 今では、パリをはじめ世界の国々でも人気となっています。


*今までに、掲載したものは「メニューリスト」のバックナンバーの項目に入っていますので、ご覧ください。