子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)

 パンを作る小麦粉と、天ぶらのころもに使う小麦粉の種類は同じではなさそうだ。どう違うのか。どんな種類があるのだろう。その違いをよく知り、用途に合わせて選ぶことが大切。また、かしこい使用法、保存方法は?

 小麦粉の種類と用途 毎日小学生新聞掲載

 小麦粉には、「強力粉」「中力粉」「薄力粉」と呼ばれる三つの種類がある。
 その違いは、小麦粉に含まれるグルテンという、小麦粉特有のたんぱく質が多いか少ないかによる。
 水を加えてこねると、グルテン独特の強いネバリや弾カが出るのが強カ粉。パン・ギョウザ・中華めん・ピザなどに使われる。
 中位のネバリと弾力をもつのが中力粉。うどんやさまざまな料理などに使われる。
 グルテンの量の少ないのが薄力粉。ケーキ・菓子・天ぷら・料理などに使われる。
 ほかに、デュラム小麦から作られるデュラム・セモリナがある。これは、グルテンを豊富に含み、マカロニ・スパゲティに使われる。
 家庭で小麦粉を使って料理をする場合、注意しなければならない点がいくつかある。
 まず、小麦粉は、よくふるってから使うこと。ふるった小麦粉でつくられたお菓子や料理は、上手に、 また、おいしくできあがる。
 また、小麦粉は必要な量だけ袋から取り出し、使った粉はもとの袋にもどさないようにしよう。天ぷらやフライなどで肉や魚にふれた小麦粉は、切れはしが入ったり、水気を吸い、カビやかたまりの原因になる。

 

 


 正しい保存も心がけたい。そのポイントは、
(1) ニオイと湿気に注意する。小麦粉は洗剤や灯油などのほかのニオイを吸収しやすい。したがってニオイの強いものといっしょに保存するのはさける。また、小麦粉は湿気に敏感。湿気は虫やカビの原因となり、品質さえ変えてしまうので気をつけよう。
(2) 使い残しの袋の封はしっかり閉じること。缶や容器に移しかえるとよい。
(3) 小麦粉には虫が侵入しやすい。虫にご用心。

小麦粉を使うときは、袋の注意書きをよく読むことも大切だ。
 ドーナツなどを揚げるときは、ベーキングパヴダーと砂糖を必ず入れること。入れ忘れると生地の中の水分や空気が膨張して油が飛び、ヤケドをしたりする危険性があるので注意したい。
 小麦粉と上手におつきあいして、すばらしいその特性を生かした手作り料理をつくってみよう。

*今までに、掲載したものは「メニューリスト」のバックナンバーの項目に入っていますので、ご覧ください。