子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)

 人類とめん類のおつきあいは、とても古い。そして洋の東西を問わず、人々はめん類が大好きです。同じ小麦粉食品の代表であるパンとちがって、めん類は日本に古くからあるし、ヨーロッパのパスタはもっと昔からありました。東西のめん類くらべをしてみましょう。

 世界中で愛されて めん類・東と西                   毎日小学生新聞

 めん類というと、うどん、そばなどはすぐ思い浮かびますが、そのほかには、冷や麦、そうめん、きしめんなどもそうです。もちろんおなじみのラーメンもそうです ね。
 そして忘れてはならないのが、スパゲティやマカロニ。これらをまとめてパスタといいますが、これらもめん類に分類されます。
 めん類とはもともと、小麦の粉末ということで、そこからこれを材料として作った食品を指します。そして小麦粉をこねて薄くのばし、細く切ったものをめん類とよぶようになりました。
 めん類の種類は、乾燥した乾めん、めんにしたままの生めんのほか、ゆでめん、揚げめん、即席めんなどがあります。
 料理をつくるときの扱いかたは、それぞれちがいますが、共通しているのは、ゆでる、湯を加えるなど、かならず水分を加える点です。
 めん類の歴史は古く、紀元前6000〜前5000年ごろには、アジア地域では存在したといわれています。
  日本の味、うどんは中国から伝えられたといわれます。奈良時代に、唐からやってきた「むぎなわ」あるいは「こんとん」とよばれるお菓子が、うどんやそうめんになりました。平安時代には、うどんは「けがれのない食品」と考えられていました。仏教のいましめで肉を食べることを禁じられていたため、肉の栄養をおぎなうものとして大切にされたといわれます。江戸時代になると、侍から庶民までみんなが食べるようになります。
  小麦粉のでんぷんは、エネルギーのもと。また、でんぷんだけでなく、たんぱく質やビタミン、鉄分などをふくんでいますから、人々の栄養として生きつづけてきたのです。 おいしいというだけでなく、健康食品の代表といえるでしょう。
  いっぽう、世界中の人々に愛されているパスタの歴史は非常に古く、古代ローマの時代からあったといわれます。

 

  本場イタリアのパスタは約350種類もあり、パスタ料理は何百とあるといわれています。日本のマカロニは明治のころから作られています。パスタはその形から、ロング、ショート、スモール、スペシャルの四つに分類されます。スパゲティは、このなかのロングに属し、棒状のもの、管状のもの、板状のものがあります。 ショートはカットしたもので、カットマカロニなどがこれにあたります。スモールは小型のもので、スープの浮き身などに使われます。
 スペシャルは、小鳥の巣のようなものや、ギョウザの皮のような変わったものもあります。
 パスタは、デュラム・セモリナという特別の小麦を使って作られます。大粒で硬めの小麦で、パスタのしこしこした歯ごたえは、この高級小麦粉が原料でないと生まれ ません。
  パスタもまた、日本のうどんと同じように、小麦粉の栄養をたっぷり与えてくれるとともに、料理が簡単で手軽な点が大きな特徴といえましょう。
  パスタは上手にゆでましょう。手早く、そしてゆで具合をしっかり見ながらゆでるのがコツです。また、たっぷりのお湯に、塩を入れてゆでることが一番のポイントです。

(毎日中学生新聞 掲載)

 

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