子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


小麦粉食品で健康なからだづくり
学校と小麦粉料理 小麦粉は生かされている
料理実習で肉まんづくり



栄養と歴史を学ぶ


 みんなの学校でも総合学習が始まったことでしょう。自分で調べ、考える時間です。「困ったな」なんて、頭をかいている人もいるかな。じつは小麦粉や小麦を材料にした活動の多いことが、インターネットをのぞくとわかります。これからいっしょに小麦粉の世界を歩いてみませんか。

 港ヨコハマ。その中でも横浜市立飯田北小(小島順子校長、児童212人)の周りには、田んぼが残っています。外国人の友だちが多いことから、総合学習のテーマのひとつである国際理解教育として、親子「世界の料理」講習会を毎年開いています。
 昨年11月にも日本、中国、カンボジア、ラオス、ベトナム、ペルーの6か国の料理を家庭科室で作りました。集まった約70人に教えてくれたのは、その国にゆかりのあるお母さんたち。
 中国の料理では、ほとんどの料理に小麦粉が使われます。小麦はコメ、イモ、雑穀とならぶ世界四大主食のひとつですから、不思議ではありません。
 「まず、生地を作りましょう」
 3種類(強力粉、中力粉、薄力粉)ある小麦粉のうち、粘り気のもとであるグルテンの一番少ない薄力粉を使いました。やわらかい、ふっくらしたまんじゅうができます。
 肉まん(中華まんじゅう)グループのコーナーでは、小麦粉にぬるま湯でといたイースト菌を加えてよくかきまぜ、ボソボソの状態になってきたら手でこねます。こねていると、ソボロ状に固まった粉が手や指につきます。それを集めてまた練ってひとまとめにし、1時間ほどねかせます。まるでパンみたい。
 そのあと、めん棒で丸くのばしていきますが、小麦粉のマシュマロのようなホアホアした感覚にみなびっくりしながら、楽しく作業を続けました。
 ねかせている間に、中に入れる具を準備。白菜(キャベツでも可)、ブタ肉、ニラ、ショウガ、長ネギをきざみ、コショウ、サラダ油などの調味料で味をつけ、適当な大きさに分けてから、生地で包みふかすのです。
 「うまいっ!」
 でき上がって口に入れた瞬間、思わず感動のため息が出ました。自分で作り上げただけに格別です。小麦粉はもともと、いろいろな食材とマッチする良質なたんぱく質を含む食品なのです。
 「中国でもとくに北の地方の出身の方は、日本に来てからも家でよく作るそうです」と、国際理解教育を担当する清水良子先生。
 肉や野菜を包みこみ、だんご状にしてゆでた小麦粉料理は7〜8世紀、そのころ唐と呼ばれた中国から日本へ入ってきました。「唐菓子」といい、大変貴重なものでした。今では多くの人の好物として世界中の食卓を飾っています。
 飯田北小の活動は同校のホームページで見られるぞ。さっそくアクセスしてみよう。
http://web.isminet.co.jp/iidakita/

*今までに、掲載したものは「メニューリスト」のバックナンバーの項目に入っていますので、ご覧ください。