子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


小麦粉食品で健康なからだづくり
学校と小麦粉料理 小麦粉は生かされている

小麦粉はグルメのサポーター

 「お好み焼きを作ってみようか?」。福岡市立下山門小学校(真崎英俊校長、児童676人)の5年(現6年)1組で小麦粉を使った学級レクリエーションをやることになったのは、担任の稲益義宏先生の一言からでした。クラスのみんなは「さんせ〜い!」。

「粘りがだんだん出てきたよ」

 鎌倉時代、元寇に立ち向かった防塁跡の残る博多湾に近い市の西部に、学校はあります。田畑も緑もまだあります。提案は学年末の保護者懇親会の日に思わぬ広がりをみせました。「センセ、お好みどうやってつくるん?」「えっ、お好み焼き粉で・・・」「それ邪道やわ!小麦粉(薄力粉)から作らんといかん」。
 関西生まれの保護者の声をきっかけに買い物から準備まで保護者に手伝ってもらう楽しいイベントに。「自分で食べる分は自分で作るのよ」。家庭科室でゲストティーチャー役の保護者8人に見守られ、1組の35人はまず小麦粉(1人カップ2分の1強)をボウルにあけ、調理をスタート。
 小麦粉は水でとくのが普通です。でも関西風は、水ではなく牛乳。牛乳を注ぎながら生地が固めになるまでこね、すった山イモ(大さじ1杯)と卵1個を入れ、続いてキャベツ(ふたつかみくらい)、ネギ、ちくわ、タコ、イカ、エビ、てんかすをそれぞれ少々加え、はしで混ぜる。中に空気が入るように混ぜるのがコツとか。野菜や卵から水分が出て、焼くときには生地はゆるくなっている。それをホットプレートへ流し、ブタ肉を上にのせます。途中でホットプレートにふたをすると、中までふっくら焼けていく(これで1人前。材料費は1人200円でした)。
 やがて家庭科室は、香ばしいにおいに包まれました。味も文句なし。「舌がとろけるほどおいしくて満足しました」とある友だちはうっとりし、試食した先生からも「牛乳のせいで、なんともいえない甘みがある」と好評でした。具は多く、栄養は満点。
 ある友だちは「小麦粉って、たこ焼きやクレープ、ほかにもいろいろと使えてすごく不思議だな」。小麦粉がいろいろな食材と合うことが、よくわかったようです。
 「家で作ったら、お母さんから『こくがあっておいしいね』と言われ、お父さんも『おいしい』と言ってくれました。月に1回はお好み焼きを作るほど、はまっています。チーズを入れたり、おもちを入れたりして」。成果を試した1人は感想をまとめました。小麦粉は“魔法の粉”ですね。

■ 下山門小ホームページ
http://www.fuku-c.ed.jp/schoolhp/elsimoya/

* 薄力粉・・・・小麦粉は、大きく分けて強力粉、中力粉、薄力粉の3種類あります。薄力粉はこねた時に粘り気のもとになるたんぱく質(グルテン)の量や性質が少ない小麦粉で、ケーキ、天ぷらに向いています。
協賛(財)製粉振興会


*今までに、掲載したものは「メニューリスト」のバックナンバーの項目に入っていますので、ご覧ください。