子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


小麦粉食品で健康なからだづくり
学校と小麦粉料理 小麦粉は生かされている

葛飾小5年生全員が小麦粉博士

「小麦粉に含まれるグルテンの性質について実験しました」。千葉県船橋市立葛飾小学校(高橋静夫校長、児童数千四百十二人)で三月八日、五年生が小麦粉を使って、一年間続けてきた総合学習の成果を発表する会がありました。二百人ほど集まった保護者の間からは、「よく勉強している」と感心する声が上がりました



みんな元気よく発表しました=葛飾小で

 

 五年生五クラスの計二百二人は今年度、「世界を知ろう」をテーマに、小麦について研究してきました。

 ねばり、コシのもとであるたんぱく質グルテンについても授業を受け、その“小麦粉博士”ぶりは、毎小「生きた社会科」(三月六日)で紹介したとおりです。

 今回は最後のまとめの会。クラスごとに体育館のステージに立ち、歌や劇、おどりをおりまぜ、工夫をこらした発表をしました。

 発表は▽三種類の小麦粉(強力粉、中力粉、薄力粉)で量の異なるグルテンの解明をした「グルテンニュース」(一組)▽強力粉はスパゲティ、中力粉はうどん、薄力粉はビスケットなど、使い方を柱にした「ムギムギの大冒険」(二組)▽麦わら細工を楽しみ、富山県の麦刈り歌をタイトルに借りておどった「麦屋節」(三組)▽「マツケンサンバ」をフィナーレに取り込んだ「ぎょうざでサンバ」(四組)▽グルテンの多い強力粉はザラザラ、少ない薄力粉はスベスベした感じ、といったことや、世界のめんをのぞいた「粉とめんのひみつ」(五組)・・・と、力の入った内容ばかり。

 ユニークなのは、固定観念をやぶっていろいろ試したこと。

 たとえば、強力粉でうどんをうって食べたら、「コシが強かった」(五組)と、グルテンの作用に改めてびっくり。「ギョウザの皮は強力粉と薄力粉を一対一で混ぜるとよい」(四組)といった生きた知恵も身につけました。

 小麦粉は、グルテニン(弾力にとむが、伸びにくい)とグリアジン(弾力は弱いが、粘着力が強く伸びやすい)の二つのたんぱく質を含んでいます。強力粉と薄力粉に同じ量の水を注いでこねていくと、グルテンという、小麦粉ならではのたんぱく質ができるのですが、「生地をひっぱって伸ばしたら、薄力粉は三十センチメートル、強力粉は十七センチメートルでした」と、実験の結果を報告(一組)。粉の性質をみごとにとらえていました。

 最後に児童からインタビューのマイクを向けられたお母さんは、「小麦粉がなぜねばりけを持っているのかよくわかりました。ありがとう」と言葉をかけました。

 葛飾小ホームページ= http://www.katusika-e.funabashi.ed.jp/

協賛(財)製粉振興会


*今までに、掲載したものは「メニューリスト」のバックナンバーの項目に入っていますので、ご覧ください。