子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


小麦粉食品で健康なからだづくり
学校と小麦粉料理 小麦粉は生かされている
 東京都目黒区の区立下目黒小学校(鹿海治校長、児童265人)は都心の学校です。周囲に緑はありますが、ビルや商店のほうが目立ちます。昨年度、2年生はクレープ作り、5年生はうどん打ちをしました。自分で作って、味わうというとても貴重な体験でした。小麦粉は「食」に欠かせない材料で、おいしさの元でもあることを、子どもたちは実感したようです。

東京都目黒区立下目黒小学校
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=1310005


学級園で育てたブルーベリーをクレープに 2年生

クレープ作りをした多目的室には、
菓子店のようなよい香りが立ち込めました

いろいろな形に焼き
上がったクレープ


  学校には、生き物を観察するビオトープがあります。オタマジャクシが泳ぎ、トンボも飛び交います。二年生はここにある学級園で野菜を育てています。昨年はブルーベリーも育て、秋までに2キログラムほど収穫しました。
  「ジャムにしよう」「クレープにつけて食べようか」。いろいろな意見が出ました。担任の曽禰原英子先生は、二学期にやることをみんなと話し合って決めました。手間はかかるけど、それほど難しくはありません。
 ケーキに使うのは、小麦粉の中でも粒子のこまかいサラサラ感のある薄力粉。グルテンの量が強力粉や中力粉より少ない粉です。グルテンというのは小麦にしか存在しないたんぱく質で、小麦粉を水で練った時に生まれるうどんなどのシコシコする歯ごたえは、グルテンのおかげなのです。薄力粉はケーキや天ぷらに合い、家庭で一番よく使われます。
 ホットケーキミックスはこの薄力粉に砂糖や食塩、香料などを混ぜたものです。水や牛乳に溶かして、手軽にホットケーキやドーナツを作れるよう工夫された便利な食品です。
 子どもたちは昨年九月二十八日、クレープに挑みました。学校の冷凍庫に入れていた青紫色のブルーベリーは前日、お母さんたちの協力でジャムにしました。そして当日。保護者約三十人がホットプレートを手に多目的室へ応援に来てくれ、二年生三十九人と生地作りから始めました。
 「クレープが顔の形になった」と是永龍之介君。伏屋建太郎君が作った生地は、ちょうどお皿一枚分の大きさになりました。
 「ホットプレートに広げた生地から、とってもいい香りがする」と、内山実樹さんは感激した様子です。でも「お玉の裏で生地を丸くしたり、ひっくり返すのは難しい」と川畑遥さん。家でお菓子を焼いたことのある友だちもいましたが、ほとんどの子は初めて。みな一生懸命です。

デザートになったよ
 
お母さんたちも参加した給食で、自分たちのクレープがデザートになりました。「いただきま〜す!」この日の給食はたまたま、デュラム小麦で作ったスパゲティの料理でした。小西彩さんは「ジャムも甘くておいしかった」、高木万莉子さんは「自分で作ったのは初めて。緊張したけど上手に作れてうれしかった」。曽禰原先生も「みな大喜びでした」と笑顔を見せました。


<クレープの作り方>(一人分)

  ボウルに牛乳(30cc)を入れ、ホットケーキミックス(12グラム)を少しずつ入れる。玉だまができないよう注意しながら、あわ立て器でよくかき混ぜる。
  ホットプレートの表面にサラダ油(4グラム)をまんべんなくなじませ、生地をたらして焼いていく。表側がぶつぶつになるまでゆっくり焼き、裏側は軽く焼く。
  両面を焼いてから皿に盛り、ジャムをのせてでき上がり。生地に卵を溶いて加えてもいいが、その時は牛乳の量を減らす。




*今までに、掲載したものは「メニューリスト」のバックナンバーの項目に入っていますので、ご覧ください。