子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


小麦粉食品で健康なからだづくり
学校と小麦粉料理 小麦粉は生かされている
体験学習は小麦粉で

お江戸・日本橋は江戸時代、全国へ通じる街道の起点でした。その近くにある製粉振興会(東京都中央区)の料理研究所には広いキッチンがあり、料理教室を開いています。

楽しく小麦粉を練りました



  食事と料理への関心を子どもたちに持ってもらおうと、製粉振興会は料理実践(無料)を呼びかけました。それに応えて三月、中央区立阪本小学校(児童百三十二人)の二年生(当時)二十三人がやって来て、パイ生地を焼きました。
  二年生は昨年度の生活科で、「パン屋さん大好き」というテーマで勉強しました。小麦粉(強力粉)で焼かれたパンが食卓までどう届くのかを、校区のパン店で見学しました。次は自分で焼こうと、料理教室で体験することにしたのです。
  「三大栄養素って、知っていますか」―。料理教室の先生二人のうちの一人、梅原美由貴さん(栄養士)がみんなに質問して、授業は始まりました。
  三大栄養素は▽血や筋肉になる「たんぱく質」▽人の体内では合成できず、成長に欠かせない「ビタミン」(野菜や果物)▽エネルギーになる「炭水化物」(小麦粉や米)です。「三つをバランスよく食べることが大切」という説明に、みなうなずきました。
  ビニール袋に強力粉と薄力粉、小さく切ったバター(無塩)を50グラムずつ、それに一つまみの塩を入れて混ぜます。そぼろ状になったら、リンゴジュース(大さじ2杯)を入れ、さらに混ぜます。それを手で押して平らにし、オーブン(約200度)で10分間も焼けば、生地(一人前)になります。
  続いて飾りです。ボウルに生クリーム(100グラム)、砂糖(大さじ1杯)を入れてクリーム状になるまで混ぜ、さらに香りつけのプレーンヨーグルト(10グラム)を入れて混ぜ、生地に塗ってでき上がり。イチゴなどをのせれば、もっとおいしくなります。
  「甘〜い」。阿部昇平君、日向稜君はひと口ほおばって歓声を上げました。村木歩惟さんは「家でも作ってみよう」。
  みんなが興味を持ったのは、粉の変化でした。初めはサラサラだったのが、バターを混ぜるとポロポロになり、ジュースを入れると今度はドロッとねちねちしてきました。
  粉を練ると、中のグルテンというたんぱく質が粘り気を発揮してきます。その量が多い順に強力粉、中力粉、薄力粉と三種類に分かれます。担任の古川卓也先生は「粉の変身の不思議に気づいてくれたのがうれしい」と話していました。

阪本小ホームページ  http://www.chuo-tky.ed.jp/~sakamoto-es/




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