子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている 6月号)
お別れ会はお好み焼きで


 和・洋・中華料理と幅広く使われる小麦粉。味わい方もさまざまです。
青森県五所川原市立市浦小学校(米塚昇校長、児童数108人)の5年生は、4年生だった3月に「お好み焼き大会」を楽しみました。

                       
           おいしそうに焼けてきたよ=市浦小で今年3月24日



 五所川原市は青森県西部に位置し、「走れメロス」などを書いた小説家・太宰治のふるさとです。そこにある市浦小の4年生(現・5年生)の1人がこの春、転校することになり、お別れ会を計画。これまでやろうと声が上がっては時間不足から立ち消えになっていたお好み焼きにみんなでチャレンジすることにしました。小麦粉を溶くところからやろうと決まり、「レシピ調査班」を編成。インターネットで調べ、総合的学習の時間などにマインドマップ方式でまとめていきました。小麦粉、豚肉、イカはPTA親子レクリエーション予算で担任の前多昌顕先生が買出し。卵ともども、学級通信で「ひとつまみずつ切って提供を」と呼びかけたキャベツも集まり、4年生17人は3、4人の班になり家庭科室で調理しました。
 小麦粉に水を足し、キャベツと卵を入れてかき回し、これも保護者に借りたホットプレートへ適量を落していきます。ジューワーという音と一緒にいい香りが室内に広がってきます。焼けたら小さく切った肉、イカを乗せ、裏返します。
 「青のりとかつおぶしとマヨネーズとソースをかけました」(本荘真帆さん)
 「とてもおいしくてびっくりした」(奈良亜理彩さん)
 「生地を作ってから焼きました。難しかったけど楽しかった。今度は家でためしてみたいです」(宮本愛子さん)
 手作りは味をいっそう引き立てたようです。保護者からも翌日、「作り方にコツがあるらしく、混ぜ方・材料の合わせる順番など、昨夜くわしく教えてくれました。あんなに張り切って教えるということは、わが家で作るよりおいしかったのかな」と、感心したメールが学校のブログへ届きました。
 心もおなかも満足したお別れイベント。「便利なミックス粉もあるが、それに頼らず一から作ることを知ったのがよかった」と前多先生。転校した友だちにとっても、またとない思い出になったことでしょう。


▽市浦小ブログ
shiura06.seesaa.net/

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