子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている 12月号)
料理クラブで「小麦粉せんべい」を


 
小麦粉はコメとならぶ世界で最も重要な食料です。パン、ラーメン、そうめんなど和食・洋食・中華とさまざまに調理され、みんなも日々食べていることでしょう。教室でも使われています。その姿を紹介していきましょう。

                       
           おいしそうに焼けてきたぞ=日野第五小家庭科室



 東京都日野市立日野第五小学校(竹山弘志校長、児童数400人)は東京の西部、多摩地区の住宅地にあります。クラブは、児童自身が発起人になって「こんな活動をやろう」と呼びかける仕組みをとっており、今年は9つできました。サッカーやバスケットボール、野球などスポーツ系が多い中で、ユニークなのが「料理」です。メンバーは4年生と6年生の男女計19人で、「料理クラブ」を発足しました。
 「第1回は『小麦粉せんべい』を作ります」。これも発起人であるクラブ長の長田巧我君の提案で、1学期に行われました。
 せんべいって、コメの粉で焼いてあるのでは、
 みな首をかしげましたが、ヒントはテレビで見た、せんべい焼きだったそうです。コメ粉で焼くのはむずかしそうなので、小麦粉にしました。レシピも長田君のオリジナルです。
 小麦粉は、含まれているグルテン(たんぱく質)の量の多い順から強力粉、中力粉、薄力粉の3種類あります。そのうち、グルテンが一番少なく、粒の細かい薄力粉(大さじ7)と水(大さじ2)をボウルに入れてこねます。粉っぽさがなくなったら10等分し、いったん丸めたあと、手のひらでなるべく薄くのばします。
 手のひら大の生地をフライパンに並べて中火で加熱し、焼き色がついたらひっくり返して裏も焼きます。用意したたれ(しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1を混ぜる)をぬって出来上がりです。
 家庭科室で5班に分かれ、6年担任の米田友美先生と音楽専科の石井弓子先生が見守る中で焼いたのですが、みんなスイスイとできました。
 「もっとフワフワかと思ったら、結構カリカリだね」「ゴマをまぜるともっとおいしくなるよ」と意見もさまざまです。無発酵の平焼きパンのようですが、生地の厚さや焼き具合によってパリパリ、モッチリと微妙に変わる食感を味わいました。「パンだけでなく、幅広く楽しめることを発見した」(米田先生)と貴重な1時間だったようです。

▽日野市立第五小ホームページ
http://www.e-hino5.hino-tky.ed.jp

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