子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている )
小麦の栽培から調理までをカルタに


 
小麦粉は世界の食料。このコーナーでは各地の学校で行われている小麦粉を使った食の実践を取り上げてきました。今回は学びをもとに「コメコムかるた新聞」を作った北海道訓子府町立居武士小学校(武智茂雄校長、児童数28人)を紹介しよう。

                       
              作品のカルタ=ホームページから
                     


 「クンネップ」とは「黒いところ」、「オロムシ」は「糸をとる草のあるところ」という意味のアイヌ語だそうです。音に漢字をあてはめたので、こんな表記になったのです。北海道の地名のほとんどがそうです。
 学校があるのは北海道東部の農業地帯。メロンのほか、小麦もコメもたくさん取れます。農産物を通し地域を知ろうと、いまの5,6年生が3,4年のときに小麦を、もう卒業した当時の5,6年生がコメを受け持ち、栽培から調理までやりました。2009年のこと。最後にカルタとしてまとめました。
 前年の秋に学校農園に種をまいた小麦は、翌春、陽光をあび、穂を伸ばしていきます。
 「リ」・・りっぱな穂 小麦はキレイな こがね色
 「ゆ」・・ゆらゆら ゆれる 小麦の穂
 感じが出ていますね。刈り取りは8月。暖かい本州では6月にする地区もありますが、北海道はやはり北の大地です。
 「て」・・手で刈ると むずかしいんだ 麦刈りは
 農家の手ほどきでカマを手にして実習です。3年生は3人、4年生は5人。
 ところで、小麦は粒のまま食べるコメと違い、粉にしないといけません。地域の農業交流センターへみんなで行き、製粉してもらいました。
 「ら」・・らくちんだ 製粉はひかり号が やってくれる
 「を」・・せいふんを すればするほど サラサラに
 光号という製粉機から流れ落ちる白い粉に、みな目を見張りました。それはやがてピザに変身。これもこのセンターでお母さんたちに手伝ってもらって焼き、試食しました。
 「こ」・・こむぎをね ねってねったら ピザ完成!
 味わうだけでなく、五・七・五の句にまでした学校は、ほとんどありません。指導した宮内盛一先生は「季節の移り変わりや小麦の成長ぶりにぴったりの素直な表現ができたのがよかった」。壁新聞コンクールで入賞したこの作品は校内に掲示してありますが、ホームページでも読めます。

▽居武士小ホームページ
http://www.school-kunneppu.ed.jp/~orosyou/

*今までに、掲載したものは「メニューリスト」の「バックナンバー」の項目に入っていますので、ご覧ください。