子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている )
園児だっておいしいういろうができるよ


 古くから伝わる蒸し菓子「ういろう」。コメ粉製が多いのですが、小麦粉でもおいしくできます。作ったのは琵琶湖に近い滋賀県竜王町の町立竜王西幼稚園(田中弥生園長、園児数105人)の4,5歳児。本欄初登場となる幼稚園の活動を紹介しましょう。

                       
               「ちゃんと混ざったかな」=竜王西幼稚園
                     

 園の周りはたんぼなど緑が広がっています。近年は住宅開発も盛んなエリアです。
 もともと「ういろう」は薬の名。元寇という戦いについて聞いたことがあるでしょう。鎌倉時代、中国の元が日本に襲来。その国にいた役人が14世紀に日本人となり、薬を広めました。その形と色が似ていた菓子をういろうと呼んだのです。
 伊勢地方(いまの三重県)などには小麦粉を主にしたものがあります。のど越しのよいおやつにと今年6月、預かり保育「たんぽぽ組」(4、5歳児の混合クラス)の22人が体験しました。
 レシピはインターネットで調べました。
 園児は4、5人ずつグループでテーブルへ。薄力粉(100グラム、10切れ分)の入ったボウルへ水(300ミリリットル)を注ぎ、だまができないよう泡立て器で溶きます。ボウルを両手で押さえる5歳児は、「強く回すとこぼれるよ」と4歳児に声をかけ。初めてだけにみな緊張気味です。
 さらに砂糖(80グラム)を混ぜ、牛乳パック(1リットル)へ。「そ〜っと、そ〜っとね」と言いながら流し込む姿に、応援に来た町内の学校支援ボランティア3人も目を細めました。
 電子レンジ(500h)で約8分間。パックの中で「白ういろう」がホカホカ湯気を立てています。「シャバシャバやったのに、かたまってる〜。すごいなぁ!」顔を見合わせびっくり。氷水で冷やしたあと切り分けてもらい、「甘くておいしいね」とパクパク。
 この日、「抹茶ういろう」(抹茶大さじ1杯を足す)、「黒糖ういろう」(砂糖の代わりに黒砂糖75グラムと塩少々)も作りました。「手についた液をこっそりなめてニッコリ笑う顔がとてもかわいかった」と担任の奥村睦子先生、石井久仁子先生も満足そうでした。




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