子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている )
生物のエネルギー源でんぷんを調べました


 命を育む大切な栄養素でありエネルギー源、でんぷん(炭水化物)。世界の主要食糧の小麦粉は、でんぷんの宝庫です。岡山市立桃丘小学校(河内智美校長、児童数255人)の5年A組26人は給食時間に、うどんやパンを材料に、でんぷんのヨウ素実験をしました。

                       
               シャーレの中で、うどんは濃い紫に(左は給食デザートのビワの種)=桃丘小
                     

 岡山といえば桃太郎伝説。桃丘小は校名の通り、特産のモモ畑が広がる岡山市北西部、緑豊かな吉備高原のふもとにあります=イラスト。
 「きょうはでんぷんの役割を調べるよ」
 理科を受け持つ武田徹也先生の指導で、A組が取り組んだのは「植物の発芽」の単元。1学期です。目の前に2種類のインゲン豆の種が置かれました。発芽前の固い粒、それと園芸用苗床で育て、10aほど芽が成長した苗の種だった部分。この二つにカッターナイフで切れ目を入れ
スポイトで茶色のヨウ素液を落としました。
 みるみる濃い青紫色に染まっていく発芽前の種。一方、発芽した方の紫はほんのり。
 「芽は種の中のでんぷんを消費しながら伸びていく。でんぷんは生物のエネルギー源ですね」という武田先生の説明に、「こっちは(でんぷんが)ありゃへんがな」と発芽後の種をじっとながめる友だちも。
 それからがにぎやかになりました。コメや小麦、麺、パン、果物など実験対象がどんどんあがりました。たまたまその日の給食は、きつねうどんです。「やってみよう」
 小麦粉はパン、ラーメン、うどん、ピザ、ケーキ、ビスケット、ギョーザなど、世界の食卓の主役の一つです。大まかに言えば、七割は糖質(炭水化物)、一割は弾力性・粘着性を生みだす小麦粉独特のたんぱく質(グルテン)、さらに脂質、ミネラル、ビタミンなど栄養に富んでいます。この糖質の主体は、でんぷん。となれば、給食実験の結末は・・・。
 食べ終わり、うどんの切れ端を入れたシャーレへ、先生がヨウ素液をポトリ。白い麺は、ぐんぐん濃い紫に変色していきます。「黒みたいだ。すごいのお」と、みんな目を見張りました。別の日に試したパンも同じ色になりました。
 小麦粉食品は、人間には欠かせないエネルギーのもとであることを体感した学びでした。

▽桃丘小ホームページ
http://www.city-okayama.ed.jp/~momos/

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