子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている )
小麦粉をこねて「うどん作り」を体験


 みなさんは小麦粉食品と毎日出会っていることでしょう。しかし、小麦粉から調理することはないでしょう。茨城県筑西市立長讃小学校(市村ちい子校長、児童97人)の5年生20人はこの夏「うどん作り」を体験しました。

                       
                     うどんの生地が延びていくよ=茨城県立さしま少年自然の家                    

 「♪希望を呼ぶ山 筑波を仰ぐ」
 こんな歌詞で始まる校歌を持つ長讃小は、窓から大きな筑波山を望む緑豊かな地域にあります。6月、県立さしま少年自然の家で5年生は恒例の宿泊学習(1泊2日)を行いました。昼は自分たちの手作り。初日はカレーライス(野外炊飯)、そして2日目が工作室でのうどん作りでした。
 小麦粉(中力粉)をボウルへあけるところから開始です。
 うどんはこの中力粉に塩水を加えて小麦粉にしかない、たんぱく質グルテンの形成をうながし、弾力性と粘着性を出すことでよりめんにコシをつけます。そのためには、よくこねたり、踏んだりして生地を鍛えて寝かせ時間をかけます。グルテンをゆっくり成長させることで粉っぽくなく、切れやすくない長いうどんができるのです。
 「うどん打ちは得意」な同小教頭の柴則夫先生も指導に入りました。
 子どもたちは、手で粉と水をなじませ、ダマができないように一生懸命こねていきました。そして生地の足踏みです。出来上がった生地に、めん棒を前後にコロコロ転がし、生地を延ばしていきます。
 「おばあちゃんがやっているのを見たことがある」という子や生地に荷重をかけるため、友達の背におぶさる子もいて、大変にぎやか。とはいえ、ほとんどは小麦粉に触るのも、めん棒を回すのも初挑戦。
 「おっ上手だ、うどん屋になれるぞ」。めん棒を持つ手つきを柴先生からほめられ、ニコッとほころぶ顔も。最後に大型包丁でめんを切っていきました。
 工作室のベランダに設置した3台の大型鍋でゆで、みんなで満腹になるまで食べました。
 「こんなに手間がかかるなんて、昔うどんはごちそうだったんだね」と驚く声が多かったのですが、担任の稲川淳子先生は「毎日当たり前のように食べているもののありがたみに気づいたのではないでしょうか」と話しています。
 ところで、皆さんはカレーにも小麦粉が使われていることを知っていますか。



▽長讃小小ホームページ
http://www.chikusei.ed.jp/nagasasho/

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