子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている )
みんなで作った九条ネギでチヂミを作る


 ダイコン、カブ、ミブナ・・・。京都にはおいしい京野菜がいろいろあります。九条ネギもそのひとつ。京都市南区にある市立九条塔南小学校(小寺隆校長、児童数286人)の4年生は、3年生だった今年1月、自分たちで育てた九条ネギで小麦粉を使った韓国料理、チヂミを作りました。

                       
                   「いい色になってきたね」=九条塔南小の家庭科室で
                     

 九条塔南小は真言宗総本山・東寺のすぐ南の町家にあります。一帯は昔から、九条ネギの主産地です。
 学校では地域でネギ作りを守る農家、今井博敏さん(スクールボランティア)の指導で「あおぞら学習」(総合学習)として、その年度の3年生が校庭の一角にある畑でネギを栽培してきました。昨年の2クラス計44人も夏に苗を植え、12月には自分たちの背丈ほども伸びたネギを収穫しました。
 この九条ネギを使って、韓国風お好み焼きのチヂミを作ることにしました。チヂミは、小麦粉に野菜やキムチ、海産物などのタネを混ぜ、焼いて作る料理です。
 小麦粉は、作る料理によって、使い分けをします。
 強力粉はパンや中華めんに、中力粉はうどん、そうめんに、薄力粉はお好み焼きやケーキ、そしてパスタやスパゲティには、デュラムセモリナを使います。
 今回のチヂミ作りの小麦粉は薄力粉を使いました。
 担任の上杉里美先生、田中和政先生が用意した小麦粉をボウルに入れ、だし汁でまず溶きます。そこへ天かすとネギを入れ、かき混ぜていきます。トロリとなじんだところで、直径10cmほどの大きさでホットプレートへ落とし、グループごとに焼いていきました。こんがりこげた表面に、はけでしょうゆを薄く塗ると、一味違ってきます。
 「フワフワでおいしかった。こんなに上手にできるとは、すごい」。よほど上出来だったのか、いくぶん自画自賛の声も。ネギを家へ持ち帰り、みそ汁やすき焼きに使った友だちもいましたが、「ネギは苦手やけど、九条ネギは甘かった」と地元の特産品への驚きが広がったそうです。
 でも、自分たちで育て、一緒に楽しく料理して食べると、味はまた格別なのかもしれませんね。


▽九条塔南小ホームページ
http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=104906

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