子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている)
●手作りの石窯でピザ作り


 まきを燃やして石窯ピザ焼き―。他ではできない体験を、岡山県新見市立刑部小学校(橋本卓士校長、児童数132人
)の5年生15人が今年6月、親子、兄弟姉妹一緒に楽しみました。



 生地をまとめるのはひと苦労です。


 中国山地に囲まれた新見市は岡山県の西北端。鳥取県と広島県に接し、面積の約86%は森林です。参加したのは、15人の兄弟姉妹や保護者を合わせ、全部で40人。
 橋本校長は大のアウトドア好き。3年前、市内にある自宅の庭に自然石や耐火レンガを組み、ドーム状の石窯(内径1.1b、内高50ab)を、ほぼ1年がかりで手作りしました。家族とピザを作るほか、児童や保護者の要望を受け、年に1、2度、一緒に焼くそうです(実費は一人前300円ほど)。
 レシピも凝っています。ピザは普通、小麦粉特有のたんぱく質グルテンを一番たくさん含む強力粉を使います。今回は微妙な歯ざわりをと、強力粉(250c)と、たんぱく質が一番少ない薄力粉(50c)をミックス(2人前)。塩(小さじ半分)、ドライイースト(5c)を加え、オリーブオイル(大さじ1)とぬるま湯150tを注いで練り、まとまったら板へ打つ作業へ。10回打っては包み込んでまた打つ工程を10セットくり返し、ラップをして1時間ほど発酵させ、生地を作ります。そして二つに分けて、20分ほど寝かせ、さらに薄く延ばし、好きな具(チーズ、ベーコン、ウィンナー、野菜)を載せてプレートに置き、まきをたいた窯へ。5〜10分で焼き上がりです。


 おいしそうなピザができました

 「発酵で生地が2倍くらいにフワフワふくらんだ。びっくりした」「窯の中ですぐチーズが溶けた。温度が高いんだ。」と感想もさまざまです。
 「2年生の女の子が、おなかをさすりながらニコニコして『おいしかったぁー』と言ってくれたのがなによりでした」と橋本校長。調理や準備に2時間もかかったのに、「食べるのはアッという間だったね」という5年生の言葉には実感がこもっていました。


▽刑部小ホームページ
 http://www.ed.city.niimi.okayama.jp/osakabe-es/




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