子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている )
今回の地域学習は「べら焼き」作り


 

 おやつに「べら焼き」―。東北地方では昔から、小麦粉を使ったお好み焼きふうの簡単料理が重宝がられてきました。でも、どんな味?宮城県登米市立加賀野小学校(鈴木眞喜夫校長・303人)の4年生は3年生だった今年1月、校区のお年寄りに作り方を教えてもらいました。

                       
                     小麦粉よく混ざったかな=加賀野小で今年1月                    

 登米市は宮城県の北東部にあり、特産「ひとめぼれ」などを栽培する米どころです。北は岩手県、南は2年前の東日本大震災で津波に襲われた石巻市などに接しています。加賀野小は登米市のほぼ真ん中あたり、宅地化の進む地域にあります。地元の方々を講師に招いて地域学習を続けており、社会科「昔のくらし」についての学習の一環として2年前から毎年、3年生が「べら焼き」作りをしてきました。
 地元では「べったら焼き」とも呼ばれ、生地の上に野菜をきざんで落とし、手軽なおやつとして長い間、親しまれてきたようです。
 さて、「べら焼き」作りです。一班4〜5人に分かれて用意したのは、それぞれ薄力粉(300c)3袋、砂糖50c、水450cc、甘みそ・こしあん各適量という材料です。おおむね14〜15枚の量です。担任の狩野恵利子先生(現在・登米市立柳津小)と7人のお年寄りが当日、家庭科室へ教えに来てくれました。
 ボウルにあけた薄力粉と砂糖に少しずつ水を加えながら、よく混ぜていきます。少々だまができるくらいは、気にしません。とろとろになった生地をおたまですくい、サラダオイルを塗って熱したフライパンに流し入れていきます。少し色が変わってきたら、甘みそやこしあんを生地にのせ、2枚にたたんでひっくり返し、いくぶんか焼き色がついたらできあがりです。
 子どもたちは、ほとんどが初体験で、最初は苦戦していましたが、おたまの裏で生地を伸ばすコツも覚え、「面白いよ」と少し余裕の表情ものぞかせました。香ばしい匂いで、意外とモチモチした食感に思わず、「おいしい」と笑みがこぼれました。材料も作り方もシンプルなことを知り、「今度は家でやってみよう」と楽しそうでした。



▽加賀野小ホームページ
http://www.tome-svr.jp/~kagano-syo/html

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