子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている)
●小麦粉で作る郷土料理に挑戦


 
小麦粉を使った郷土料理は全国にたくさんあります。埼玉県秩父郡小鹿野町の町立小鹿野小学校(鈴木博幸校長、児童数386人)の3年生65人は2学期、総合的な学習の時間に「調べて作って食べてみよう」と、地元に伝わる「おっきりこみ」などの小麦粉料理を手作りし、おいしく食べました。



 「だんだん延びてきたよ」。めん棒をころがす
3年生=小鹿野小


 小麦栽培の盛んな土地では小麦の粉食文化が根付いています。埼玉県の西部、自然豊かな小鹿野町でもかつて小麦粉を使った料理が大きな比重をしめ、今も手打ちうどんなどを夕食のメインにする家もあります。
 まず児童は小麦粉から思いつくこと、どんな料理があるのかどんな料理があるのか学びました。それをもとに、祖父母らゲストティーチャーの支援を得て、昨年11月、家庭科室で郷土料理に挑戦。
 実際に作ったのは、煮込み料理の「おっきりこみ」、小麦粉にピーナツ、みかんの皮、青のり、すりごまなどを練り込んでふかす「えびし」、平たく延ばし、細長く切った生地をゆで、甘く煮た小豆のあんにひたした「ねじ」、牛乳や卵、ベーキングパウダー、炭酸などを入れた「炭酸まんじゅう」などです。調理のあと、各料理の作り方を発表しました。その中から「おっきりこみ」の作り方を説明します。まずは「めん作り」から始めます。
 大きめのボウルに中力粉をあけ、塩水を注いで練ります。生地がつるっとしてきたら、打ち粉(小麦粉)をふり、ビニール袋に包んで足で「ふみふみ」。コツは「よくこねるとおいしくなること」。さらに、めん棒で平たく延ばし、包丁で細く切ります。
 それから汁に着手。大根、ネギ、ニンジン、しめじ、白菜など野菜を切り、だしと一緒に鍋へ入れて煮ます。煮えたらしょうゆで味付け、そこへ切りたてのめんを落とし、7〜8分すれば出来上がり。
 みんなは「めんを一から作ってみて、その大変さにびっくりした」そうですが、担任の川野辺昌史先生は「小麦粉を使った秩父の郷土料理がこんなにもあることに驚き、小鹿野町に対する愛着がより深まったと思います」と話しています。



▽小鹿野小ホームページ
 http://www.ogano.ed.jp/shikasyo/




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