子供たちの小麦粉・小麦粉コーナー

小中学校新聞(体験学習編等)


 小中学校新聞(小麦粉は生かされている)
手作りクッキーでごあいさつ


 これから1年お世話になる先生たちへ「よろしくクッキー」をプレゼント―。静岡県島田市の南部にある小さな市立湯日小学校(松本貴之校長)の6年生は新学期を迎えた4月、スノーボールクッキーを焼きました。



 きれいに丸めていきました=湯日小の家庭科室で


 全児童40人の小さな学校ですが、食育には力を入れています。6年生はぜんぶで8人。みな最上級生になって張り切っており、これまでの感謝の気持ちも込め、新学期最初の家庭科の時間にチャレンジしました。
 作り方は簡単。各自が家から持参した約90cのバターやマーガリンを耐熱ボウルに入れ、まず電子レンジで液状に溶かします。これに25cの砂糖を加え、かき混ぜ、さらに小麦粉(薄力粉)140cを混ぜ、手で練っていきます。ラーメン(強力粉)やうどん(中力粉)を打つのと違い、それほど力はいりません。
 この生地を25個(直径2ab)くらいに小分けして丸め、オーブン(170度)へ。12分から15分間焼き、冷めてから白い粉砂糖をまぶし、完成です。「まるで雪の玉みたい」(6年生)に。
 廊下へ流れてくるおいそうな香りに誘われ、下級生が「食べたいな」と家庭科室をのぞいています。「よろしくクッキー」は全部で200個以上にもなりました。
 「先生、どうぞ」。1人分を小さな袋に入れ、校長先生、担任へ。入学したばかりの1年生とペアを組む6年生は、「よろしく」と言葉をかけながら、1年生に手渡しました。むろん、家へ持って帰り、保護者にも。
 この春、校長先生は交代したのですが、全員のクッキーを袋に詰め、手紙とともに島田市内の転勤先の小学校へ届けてもらいました。「もったいなくて食べられないよ」と、お礼の電話がかかってきました。みなうれしそうでした。
 クッキー作りを指導した教頭の高橋恵津子先生は「手作りのよさに気づいたようです」と話しています。
 湯日小の特長は全児童が一輪車に乗れることですが、クッキー作りの腕もそうなると楽しいですね。



▽湯日小のメールアドレス
 shimada-yuisho@po3.across.or.jp




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