小麦粉の歴史

小麦の発見


 小麦の発見

 今から一万年位前の西アジアは、まだ氷河期が終わったばかりで、当時の人々は、狩りをするにも獲物になる動物がいないので、たいそうお腹をすかせていました。

 お腹をすかせた人々が目をつけたのは、広い草原に広がるたくさんの雑草でした。その雑草の小さな種を食料に選んだのです。しかし、小さい種をいくら食べてもお腹はいっぱいになりません。

 そこで他のものより種が大きく、そしてたくさん実のついている雑草を探しだして、それを好んで食べるようになりました。

 それが人間と小麦との出会い。小麦はもともと単なる雑草の一種でしたが、気候の変化と、その実の豊富さから、私たちの大事な食料になっていったのです。