小麦・小麦粉に係る話題

小麦粉・地域の食文化料理


*今までに、掲載したものは「メニューリスト」の「バックナンバー」の項目に入っていますので、ご覧ください。
 ○ いももち・かぼちゃもち (北海道)


この料理の由来・おはなし
 北海道の名産品といえば「じゃがいも」。じゃがいもは北海道の開拓当初から主食として食べられていたものです。このじゃがいもを使った「いももち」は戦争中や食糧難の時代に主食やおやつとしてよく食べられていました。今回は焼きましたが、揚げても・汁物に仕立てても美味しく、昔から家庭で作られていた素朴な郷土料理です。片栗粉を使用するのが最も有名ですが、小麦粉を半量加えると更に口あたりが良くなります。最近では冷凍いももちやいももちの粉も市販されています。

●材料 (4人分)

  じゃがいも
  小麦粉
  片栗粉
  油
  塩
 醤油だれ
   醤油
   砂糖
   みりん

500g
120g
120g
20cc
少々
(各同量)
50cc
50g
50cc



【栄養価(1人分)】  
約430kcal

【 作り方 】
(1) じゃがいもは、皮をむき塩を入れ柔らかく煮る。
(2)

煮えたじゃがいもを水切りし、よくつぶす。

(3) (2)が温かいうちに、片栗粉と小麦粉を少しずついれ、耳たぶくらいの硬さになるまでよく練り合わせる。
(4) お好みの大きさに丸め、油をひいたフライパンでこげ目がつくくらいに両面を焼く。
(5) 醤油だれを鍋に入れ、少し煮詰めていももちにかける。


料理のポイント
かぼちゃもちの場合は、茹でずに蒸して冷めてからつぶしてください。

量を多く作る時は、餅つき機で練り合わせると、なめらかできれいに仕上がります。

冷凍保存する場合は、丸い筒状にして1本ずつラップで包んでください。
生姜醤油やバターなどを付けて食べても美味しいです。

 ○ ナン 〜スープカレー〜 (北海道、札幌)


この料理の由来・おはなし
 近年、全国的に脚光を浴びている北海道の食べ物といえば、スープカレーとジンギスカンです。しかし、どちらも昔から北海道で食べられていた郷土料理です。
  日本のスープカレーの歴史は、昭和30年代に東京で発祥したと言われ、札幌では1970年代初頭にスープ状のカレーを出したのが始まりであると言われています。そして、2004年頃に「スープカレー」として北海道で爆発的なブームとなりました。ブームの背景には「北海道のカレーを新名物に」というメディアや観光協会のはたらき掛けがあったそうです。
  このスープカレーにつきものなのが「ナン」です。ナンはインドや中央アジアなど中近東で食べられているパンのひとつです。平たく楕円形で、大きな草履のような独特の形をしていて、所々ぽこぽこ膨れているのが特徴です。インドではタンドゥールと呼ばれる窯の内壁に貼り付けて焼いています。スープカレーを食べる時は、ご飯よりも「ナン」がぴったりです。スープのうま味を「ナン」が吸い取り、美味しさが倍増します。最近では、ファミリーレストランや学校給食のメニューや、冷凍食品も登場するなどポピュラーな食べ物として認知されてきています。

●材料 ( 6枚分 )

[A]
   小麦粉(強力粉)
   ドライイースト
   砂糖
   塩
[B]
   ぬるま湯 
   卵
   ヨーグルト
[焼用]
   油


600g
10g
大さじ1
小さじ1

350ml
1個
大さじ3

大さじ3


栄養価(1枚分)  約450kcal

【 作り方 】
(1) [A]を合わせてふるいにかける。
(2)

(1)に[B]を加え、10分間ほどよくこねる。

(3) 丸めた生地をボールに入れ、ラップをして45分〜60分程度、発酵させる。(2倍程度に膨らむまで)
(4) ガス抜きをした後、6等分して、ぬれフキンをかぶせ10分ほど休ませる(ベンチタイム)。
(5) 麺棒で2mm程度の厚さにのばし、熱したフライパンに油をひいて両面を焼く。


料理のポイント
ドライイーストは予備発酵なしのものを使用すると便利です。

ヨーグルトは無くてもできますが、入れると風味が増し「もっちり感」がでます。

生地を丸める時は、表面がなめらかになるようにまとめてください。
フライパンが熱くなる前に生地を焼くと、膨らみが悪くなってしまいます。
油で揚げても美味しく食べられます。


(北海道製粉工業協同組合)