小麦・小麦粉に係る話題

小麦粉・地域の食文化料理

*今までに、掲載したものは「メニューリスト」の「バックナンバー」の項目に入っていますので、ご覧ください。
 ○ 黒はんぺんフライ、さくらえびの天ぷら(静岡県)


 静岡県は、東海道五十三次のうち二十二次を占め東西に長く、南には日本一深い湾の駿河湾、太平洋を望み、北は日本一高い富士山、日本アルプスを抱える風光明媚な景勝も多く又、徳川家康隠居の地となるなど温暖な気候に恵まれた土地柄であります。当地はお茶、みかん、メロンなどの山の幸、まぐろ、かつお、うなぎなどの海の幸に恵まれております。
 このように誇れる産品は数多くありますが、こと小麦粉を主とした伝統料理となるとなかなか思い当たるものは浮かんでまいりません。しかし「小麦粉は豊かな食事のコンダクター」・・・小麦粉を従とした静岡ならではの料理はたくさんあります。数ある「山の幸」「海の幸」を利用した料理の中から、今回は、『黒はんぺんフライ』と『さくらえびの天ぷら』をご紹介いたします。
 『黒はんぺんフライ』の主役はもちろん黒はんぺん。ご参考までに「はんぺん」と言えば多くの方は白いふわふわとした物を想像されるのではないでしょうか。静岡で「はんぺん」といえば、巷でうわさの「静岡おでん」になくてはならない黒いはんぺんです。食感は弾力があり、色は商品によって多少違いますが灰色です。一方の「さくらえび」は静岡県に二社ある製粉会社両社のお膝元である「由比港」と「大井川港」でしか水揚げされない貴重な食材です。海の宝石とも呼ばれ春季・秋季二回の収穫期があり生の天ぷらは格別です。
 どちらもご飯のおかずとして、酒の肴として喜ばれております。食べ方はお好みで、フライであればレモンを絞っても良し、醤油、ソースでも良し、天ぷらであれば塩で良し、天つゆに付けて良しと幅広い食べ方ができます。

 
●黒はんぺんフライ
材料(一人前の目安)(78kcal)
(1)黒はんぺん
(2)パン粉
(3)小麦粉
(4)卵
(5)付け合せ用

5枚
50g
30g
1コ
千切りキャベツ・トマト・
レモン・パセリなど適量


おいしい作り方
(1)

黒はんぺんに小麦粉をまぶし(余分な小麦粉は落とします)、溶きたまごをくぐらせ、パン粉を付けます。(余分なパン粉は落とします。)

(2)

それを180℃の油で揚げます。(はんぺん自体は生でも食べられますので、こんがりきつね色になればだいじょうぶです。)

(3) 油を切って、盛り付けます。


●さくらえびのてんぷら
材料(一人前の目安)(126kcal)
(1)さくらえび

(できれば生が良い、なければ干したものでも良い)

(2)天ぷら粉(市販のもの)
(3)冷水

(4)お好みによりねぎ・たまねぎを
  入れても良い

80g(生)

50g
(天ぷら粉に記載
されている分量)


おいしい作り方
(1)

天ぷら粉を冷水で溶き、材料を合わせます。

(2)

油は170℃で揚げます。浮き上がり表面がきつね色になれば揚げて油を切ります。

(3) 熱いうちに盛り付けます。




 

(静岡県製粉協同組合)