小麦・小麦粉に係る話題

小麦粉・地域の食文化料理

*今までに、掲載したものは「メニューリスト」の「バックナンバー」の項目に入っていますので、ご覧ください。
 ○ 札幌ラーメン (味噌ラーメン発祥の地札幌)
 「ラーメン」と呼ばれるようになったのは、戦後で、それ以前は、「支那そば」と言われていたようです。戦後、中国からの引き揚げ者が札幌で屋台を出したのが定着してラーメン店ができました。はじめは塩味のラーメンでしたが、その後、今までなかった味噌味のラーメンが作られ、札幌ラーメンイコール味噌ラーメンとして広がったようです。
 また、最近、道産小麦が注目されるのに伴って、道産小麦を使ったラーメンが数多く市場に出回るようになりました。食品の安全性に対する意識が高まり、道産小麦を積極的に家庭料理にも利用するようになってくるにつれ、北海道らしい小麦の食文化が生まれてくるのではないでしょうか。

家庭で作る札幌ラーメン

材料(4人分)

生ラーメン
チャーシュー
メンマ
もやし
のり
長ねぎ
サラダ油 
味噌ラーメンだれ

4食分
4枚
80g
200g
1枚
少々


作り方
(1) もやしは洗って、フライパンにサラダ油を入れ、炒める。長ネギは、小口切りに切る。
チャーシューはスライスする。のりは適当な大きさに切っておく。
(2)

大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし(1食あたり約2リットル)、麺をほぐしながら入れ、約2〜3分くらい茹でる。

(3)

丼に味噌ラーメンだれをお湯でのばしておく。

(4) 茹であがった麺の湯をよく切って、(3)の丼に盛り(1)のもやしやチャーシュー、長ネギ、メンマ、のりをのせる。

【料理のポイント】
(1) 麺の茹で加減は、お好みでかげんする。
(2)

のせる具材はもやしが一般的ですが、トウモロコシやアスパラなど旬の素材を加えてもおいしい。

【 栄養価 】(1人当たり)
エネルギー 494kcal
タンパク質 16.0g
脂質 13.7g
カルシウム 51g
1.5mg
V.A 25μg
V.B1 0.18mg
V.B2 0.10mg
V.C 6mg
食物繊維総量 4.5g


 ○ 豆パン
 日本のパンの歴史では、銀座木村屋が明治7年にあんパンを発売して大流行してから明治末期から大正時代にかけて、ジャムパン、クリームパン、コルネ、メロンパン、コッペパンなど菓子パンが売られるようになりました。北海道のパン業界歴譜『パンの明治百年史』の中に「北海道では古くから馬鈴薯パン、豆パンなどの特殊パンが代用食パンとして売られてきたことも特長の一つである。」と記載されています。戦中から北海道で代用食として作られていた豆パンは、北海道が豆の産地でもあったためでもあるかと思われます。その後は、学校給食でも豆パンが食べられるようになりました。
 家庭でパンを焼くようになったのは、明治末期頃のようですが、日本の食生活は主食が米のため、家庭ではパンを焼く習慣は普及されていませんでした。朝食でパン食が増え始め、1987年に国産のホームベーカリーが売られるようになり、家庭でもパンを焼くケースが増えてきたようです。
 最近、地産地消の食材にこだわり、パン屋でも家庭でも国産小麦、道産小麦を利用したパンが多く作られるようになりました。

家庭で作る豆パン

材料(18個分)

強力粉       
ドライイースト  
砂糖
バター

スキムミルク
卵 M玉
ぬるま湯
甘納豆(金時豆)
照り用
  「 卵黄
   水

500g
小匙2
40g
50g
小匙1 1/4
25g
1個
250cc
300g

1個
大匙1

作り方
(1) ボールに材料を入れてひとまとめにしたら、約150回たたく。
(2) ボールに入れてふきんをかけて、30℃位のところで一次発酵させる。約2倍になったら、ガス抜きをする。
(3)

1個が約50g位ずつに分割し丸めて、約10分位ベンチタイムする。

(4) 甘納豆を入れながら丸め直し、形を整える。天板に並べてふきんをかける。
(5) 再び30℃位のところで二次発酵させる。約2倍になったら、照り用の卵を刷 毛で塗り、200℃に暖めておいたオーブンで約15分焼く。

【料理のポイント】
(1) それぞれのオーブンの癖に合わせて温度や焼き時間などを調節する。
(2)

今回は、甘納豆を生地に入れたが、餡を丸めてあんパンにしたり、カスタードクリームを入れたクリームパン、クッキー生地を上にのせたメロンパンなど、それぞれのご家庭で楽しんで作れます。最近は手軽に国産小麦が手に入るので、安心でおいしいパンが焼けます。

【 栄養価 】(1個当たり)
エネルギー 200kcal
タンパク質 5.0g
脂質 4.0g
カルシウム 29mg
0.8mg
V.A 27μg
V.B1 0.07mg
V.B2 0.08mg
V.C 0mg
食物繊維総量 1.8g



(北海道製粉工業協同組合)