小麦・小麦粉に係る話題

小麦粉・地域の食文化料理

*今までに、掲載したものは「メニューリスト」の「バックナンバー」の項目に入っていますので、ご覧ください。
 ○ いがまんじゅう
 北埼玉地域は「朝まんじゅうに昼うどん」といわれるくらい小麦食文化圏として栄えた地域。裏作で小麦を栽培してきた地域でうどんの他に、いがまんじゅうは田植えの後の農上がり休みや、縁起物として夏祭りやお祝い事には欠かせないまんじゅうということで、また子供の病気よけということもあり、かつては家庭でもよく作られていました。いがまんじゅうの謂れはおまんじゅうと赤飯を一緒に蒸したら偶然にお赤飯が付いてしまったという説や、赤飯とおまんじゅうをいっぺんに作って手間をはぶくという農家のお嫁さんの知恵から生れたという説、もち米の値段が高いので量を増やしてみせるためおまんじゅうにかさ増ししたとも言われています。
 「いがまんじゅう」の名は赤飯で包まれた形が、栗のイガに似ているところから名付けられたということです。
 もち米の食感と上品なあんの甘さがマッチして懐かしい味わいのあるおまんじゅうです。

《材料 約30コ分》

  小麦粉(薄力粉)
  砂糖
  たまご
  ふくらし粉
  水
  あんこ
  もち米
  ささげ

500g
250g
1コ
12g
400cc
1コあたり30g
500g
35g

【 つくりかた 】

[もち米の準備]

ア). 前日のうちにささげを煮て、煮汁にもち米をひたしておく。(もち米にささげの色がしみる)。
イ).

水切りしたもち米を前日煮ておいたささげをまぜ蒸し器にかける。

ウ). 25分したら打ち水をし、それから10分蒸し、ボールにあける。まんじゅうと同時に蒸しあがるようにする。


[まんじゅう]

(1). 小麦粉をふるいでよくふるう。
(2).

大きめのボールにたまごを割って入れ、ほぐす。

(3). (2)に砂糖と水を入れ、さらにふくらし粉を入れて混ぜる。
(4). (3)に(1)の粉を入れ、さっくりと混ぜる。
ポイント!こねてしまうとねばりが出てしまい、おまんじゅうがふっくらとしなくなる。
(5). 粉をふるっておいた台の上に(4)をとりだし、1コあたり30gに分ける。
(6). あんこを1コあたり30gずつにわけ、まるめる。
(7). (5)のきじをギョウザの皮のようにのばし、真中にあんこをのせ、くるむ。
(8). せいろにとなりとくっつかないようにならべる。
(9). 10分〜12分ふかす。
ポイント!おうちでふかすときは、はじめは強火で7分、中火で5〜8分ふかす。火が強すぎると爆発してしまいます。
(10). あたたかいうちにまんじゅうに赤飯をつけてできあがり。乾燥しないようにシートで包む。


(埼玉製粉協同組合)